BitLockerとは

情報漏えいに対して､パソコンの内蔵ストレージは暗号化を行っておき、データが第三者に抜き取られないようにする機能の事で､Windows10 Pro以上に標準搭載されている暗号化機能を「BitLocker（ビットロッカー）」といいます。

こちらの機能ですが､時折り誤作動を起こす場合があります。
特にWindowsアップデートの後です。

この画面になると､｢BitLocker回復キー｣を入れないと解除できなくなり､最悪は再セットアップを行わないといけない､すなわちデータは全て消える事になるわけです。

BitLocker回復キー

BitLocker回復キーは､Microsoftアカウントに保存されています。 PCをセットアップする際､もしくはワードやエクセルなどのOfficeを入れる時に作った､Microsoftアカウントです。

https://account.microsoft.com/account?lang=ja-jp

にMicrosoftアカウントでIDとPASSを入れログインすると取得する事が出来ます。
48桁にもなる長い数字のみのキーになります。

今回は､回復キーを入力しても､認識はするのですが､その後再起動してもループを繰り返すというものでした。

幸いにも「復元」を使うことができたため､Windowsアップデート前に復元する事ができました。
「復元」を使えるかどうかは､パソコンの設定によるので､いつも使えるとは限りませんのでご注意を。

復元開始

復元が終了し､PCが立ち上がったら､｢BitLocker機能」をオフにして､再度｢windows update｣を行います。

BitLocker解除は､以前に何回か経験した事ではあったのですが､今回は少し様子が違っていました。
なぜループしたのか理由はわかりませんが､調べてみるといろいろなパターンがあるようです。

Microsoftアカウントを作成していない場合や､PCメーカーによってアカウントが必要なく使っている場合など､一度Microsoftアカウントなどを調べて｢BitLocker回復キー｣を確認/保存しておくようにしたほうが安心できますね。

特に注意しておかないといけないのは､｢windows update｣が安全ではないということ。
アップデート後に､オフィースが使えなくなったり､PCが起動しなくなったりもする事があります。ごく稀ではありますが。
その状況により､修理環境も違ってきます。