
ポップアップ詐欺にご注意ください。
生徒さんから、「変な通知が出るので見てほしい」という電話があり、持ち込んで頂きました。
電源をいれて、しばらくすると、いかにも危ないようなポップアップ広告が表示されます。
とりあえずウイルス検査をしてみると、3つの「トロイの木馬型ウイルス」が入っていたので、駆除したのですが、再起動しても妙なポップアップが表示されます。
ここで「ポップアップ詐欺広告」だという事がわかりました。
ポップアップ詐欺広告
「ポップアップ詐欺広告」は1種類の広告がでるのではないようで、以下のような広告も表示されました。
上記の危なそうな広告であれば、ウイルスかな?と思うのですが、「エラー発生アラート」のような広告がでると、なかなか気づかないと思います。
ちなみに、「今すぐウイルスを除去」、「ここをクリックしてスキャン」などのボタンを押すと、「トロイの木馬型ウイルス」をインストールされます。
経由を確認する
危なそうな広告をよく見てみると、「Microsoft Edge経由」と記載されています。
いつも「Edge」を使ってインターネットをしている最中に、設定を変えられてポップアップ広告がでるようになったのだと思います。
Edgeの設定を変更する
ブラウザの「Edge」を使って広告を表示しているようなので、「Edge」を開いてインターネットを開いてみます。
「Edge」の設定の箇所を確認してい野で、右上にある「・・・」の箇所(設定)を押します。
設定が開いたら、「Cookieとサイトのアクセス許可」メニューを選び、出てきたサブメニューから「通知」を選択します。
「許可」の欄を見てみると、何かしらのURLが表記されていると思います。
「Facebook」や「instagram」などのSNSのURLなら良いのですが、覚えのないURLが表記されている場合は、右端の「・・・」から削除を押して消してください。
これで表示されなくなるはずです。
まとめ
「Edge」を基に表示される広告のようでした。
これが「クローム」とかだと、インターネットを始めた時に表示されたと思うのですが、「Edge」はPCの電源が入ると自動で起動します。
ですので、いきなり広告が表示されたのだと思います。
このての広告は、ウイルスはインストールされていませんので、慌てずに対処しましょう。