
エクセルで複数行を追加する方法
エクセルで行を追加する作業は、比較的多いと思います。
では、複数行を1度で追加する場合はどうでしょうか?
一般的な追加方法と、参考書等には載っていない方法うで追加してみましょう。
名簿ファイルの行を追加したい!
名簿ファイルを用意しました。

人数が増えたので、3行ほどNo3の下に追加したいと思ったとします。
ちなみに、一般的な行の追加は、指定した箇所の上に追加されますので、覚えておきましょう。
1行追加する方法
まずは1行のみの追加方法です。
指定した行の上に行が追加される事を考えて、6行目の行番号を押しておきます。
リボンメニューの「挿入」を押すと、No3とNo4の間に1行追加されました。
これが基本的な行の追加方法です。
複数行を1度で追加する場合はどうでしょうか?
複数行を1度で追加する方法①
行を3行追加したい場合は、選択している行の上に行が挿入されるのを考えて、行番号の6~7行目をドラッグで選択します。
選んだ行の数だけ、複数行が挿入されます。
先ほどと同じく、リボンメニューの「挿入」を押すと、あらかじめ選択していた行数と同じ行数が挿入されます。
これが基本的な複数行の挿入方法です。
複数行追加した場合の欠点
この行の追加方法は、場合によっては欠点となります。
仮に横に別の名簿が存在していた場合、横にある名簿にも3行が追加されてしまいます。
このような時に、左の名簿だけ3行追加できて追加したい行数分選んでおかなくても追加できる方法があります。
複数行を1度で追加する方法②
もう一つの方法は、行番号を選択するのではなく、そのままデータの行を選びます。
もちろん今回の行の挿入は、上には挿入されません。
データの行を選んだら、「Shiftキー」を押したままにして、選択した行の右端のセルのフィルハンドル部分にカーソルを重ねます。
カーソルを重ねると、アイコンが変化します。
変化したら合図ですので、そのまま下へ3行分ドラッグしてください。
3行が挿入されました。
しかも右の名簿には、影響がでていませんよね。
こちらが参考書にもあまり載っていない便利な方法です。
まとめ
最初から最短な機能を学ぶより、基本的な動作を使えるようになってから学ぶ方が記憶に残り忘れません。
基本的な操作を知っているからこそ、どのように便利なのか、早いのかが理解できます。
じっくりと基礎を学ぶのも、大切な事です。