資料や卒論など､長編の文章を作成する時､例えばエクセルのグラフを横向きで挿入できたら､見やすい資料ができるだろうなぁって思った時ありませんか？
その時は､横向き資料は別途横向きファイルに作成して､印刷後に差し込む。なんて事をしている人も多くいます。

でもワードなら､縦と横のファイルを混合した資料を作成する事が可能です

そんな時にキーになるのが｢セクション｣です。
結構簡単にできるので､やってみましょう!

セクションを区切る

まずは､横向きにしたいページの先頭をクリックして､カーソルを表示させておきます。

｢レイアウト｣→｢区切り｣→｢現在の位置から開始｣を選択します。

なんにも変わってないように見えます。
でも､ちゃんと｢セクション区切り｣は行われています。

確かめる為に､2ページ目を横向きにしてみましょう。

印刷の向きを変える

2ページ目のどこでもかまわないのでクリックして､2ページ目ということを指定しておきます。

｢レイアウト｣→｢印刷の向き｣→｢横｣を選ぶと…
2ページ目が横向きになりました。

余白を変更する

セクションを区切ったので､区切った後のページは前ページと違う設定をすることができます。

余白を変更してみましょう。2ページ以降は､今からの設定になります。

｢レイアウト｣→｢余白｣→｢やや狭い｣を選びます。
これで綺麗に文字が収まるようになります。

まとめ

セクション区切りをすると､それ以降の｢文字数｣、｢行数｣、｢余白｣、｢ヘッダー｣、｢フッター｣も変更できます。
これで、エクセルの横長いグラフ等も埋め込みできて、しかも印刷するとページ番号も付いたまま1度で印刷できるようになります。

もし3枚目を縦に戻したい場合は､3枚目で再びセクション区切りをし､縦向きの時の設定を入れればOKです。